近年、「寺離れ」という言葉をよく聞きます。このブログを見て下さっている皆様も、お寺と関わるのは法事・葬儀の時しかないと答える方が大半なのではないでしょうか。
お寺と言えば「死」を連想するものとして避けられて、お寺の本来の在り方や役割というものが伝わらないまま、近い将来「お寺」の必要性そのものが完全に希薄なものとなってしまうのではないかと危惧しています。
本来、お寺は人々に布教活動を行い、仏教を通じて人々の悩みや苦しみに、共に向き合い、寄り添い、答えを導くために存在しています。
今この段階で早急に人々へお寺の必要性を説いていき、寺院側の意識を変えることはもちろんのこと、人々のお寺への意識も変えていかないといけないと私は思います。
ホームページの開設を機に、少しでも皆さんにお寺に集まっていただく機会を作り、共に学んでいきたいと考えています。今後ともよろしくお願い致します。
江川拓光 九拝